こんにちは!「未来に向けた小さな一歩を」ミラプロ読書会の主催者Gondoです。東京・川崎・横浜で読書会・朝活を主催しています。
3/23(土)川崎市武蔵小杉のカフェでワークショップ付読書会を開催しました。ファシリテーターは岡田さんです。さっそくレポートを公開します♪
参加者おすすめ本
◆『それを愛とは呼ばず』桜木紫乃 (幻冬社文庫)
地元の本屋さんで平積みになっているものをたまたま手に取りました。中年男性と年上の奥さん、そして闇を持つ若い女性との濃密な関係が描かれています。
直木賞を受賞した『ホテルローヤル』も読みましたが、こちらの本の方が内容を深掘りしていく感じがおもしろいと思いました。
著者は北海道の釧路出身で、さびしい観光地を描きたいのかもしれません。根底に横たわる暗さに惹かれます。
◆『バカとつき合うな』堀江貴文 西野亮廣 (徳間書店)
「バカ」というキーワードにひっかかりました。本書ではバカを「自分の時間をムダにしている人」と定義づけています。
28の事例が挙げられています。自分が気になったのは、「にわかを否定するバカ」と「新しさばかりを追求するバカ」です。
前者は自分の経験をふりかざして若手の言うことに耳を貸さないベテラン。後者は表層しか理解しようとしない人をイメージします。
◆『FACTFULLNESS(ファクトフルネス)』ハンス・ロスリング(日経BP社)
思い込みはいかに現実の解釈を誤らせるかということがよくわかる本です。見えているものが全てではありません。
◆『「首尾一貫感覚」で心を強くする』船木彩乃(小学館新書)
著書は「首尾一貫感覚」を次のように表現しています。
「いまの目の前にあることだけでなく、過去や未来、自分以外の周辺の世界をより広く俯瞰した場合に全体として整っている状態」。
この感覚は種に次の3つからなっています。
把握可能感:自分の置かれている状況や今後の展開を
把握できると感じること。
処理可能感:自分に降りかかるストレスや障害にも
対処できると感じること。
有意味感 :自分の人生や自身に起こるどんなことにも
意味があると感じること。
主催者感想
土曜日は金曜日までの温かさとはうって変わって、みぞれ混じりの雨が降っておりました。
それにもかかわらず、参加していただいたお二人に感謝申し上げます。ありがとうございました。
「有意味感」を肌身に感じた読書会でした。
新年度もみなさんの情熱と共に開催していきます。
次回は4月27日(土)10:00から木戸口珈琲で開催予定です。
よろしくお願いします!
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