アメリカ留学から帰ってきた留学生の感動のスピーチ

セルラスマーク

ホリデースーパーピアザ

多言語ピアザセルラスでは、年に数回大きなイベントがあります。

7月10日に東京日本語教育センターでホリデースーパーピアザが行われました。

関東県内数か所にあるピアザ(活動拠点)のメンバーが集まり、活動の報告会や多言語でのロールプレイングなど様々なコンテンツが行われます。

その中で、現在高校三年生で昨年の6月から一年間アメリカ留学をして、7月に日本に戻ってきたセルラスメンバーの報告会がありました。

彼が話してくれた内容もさることながら、スピーチの能力がすごい。アメリカの大統領のスピーチ(誇張しているわけではないです)を聞いているかのように、聴講者の心に響くスピーチでした。

まさに感動を覚えるスピーチでした。

ホリデースーパーピアザ

大切な事が全部詰まった空間

留学生のスピーチを含めて今回のイベントで大切な事をいくつも学び、再認識しました。

・世界に目を向けるが大切さ(むしろそれが当たり前になっている)

・相手に伝える、伝わる為のコミュニケーション能力の必要性

・モデルケースをじかにみる事がどれだけ良い影響を与えられるのか(あこがれから夢ができる)
 会場の子供たちはあききらかに、留学生をあこがれの眼差しで見ていました。スピーチ後にサイン攻めにあっていた様子からもうかがえます。

・トライすることの大切さ
 まずは私自身から。「子供にトライしろ!」っといっておいて自分がトライしてなかったら話にならない。

留学生のスピーチの内容

彼が話してくれた内容をまとめておりますので、ぜひ一読ください。とても高校三年生がスピーチしているとは思えないくらい素晴らしいものでした。

以下スピーチの内容です。

なぜ留学をしたのか?>
今後は本物の英語力やコミュニケーション能力が必要です。世界では多様な言語を話し、かつコミュニケーション能力が高い人材がたくさんいます。そういった人達に世界での様々な役割がとられてしまっています。だから留学をして学びたかったのです。

覚悟の留学>
最初の3ヶ月は、日本の誰にも連絡をしませんでした。「到着したよ」との連絡以降はしないよと、両親にも友達にもあらかじめ伝えていました。すごく辛かった。でもどうしても、人間として大きくなって帰って来たいとの強い想いがあった。だからがんばる事ができました。

留学先の学校初日>
アメリカでは、完全に個人。仲良くしてあげようとかは全くありません。自分にとって興味があるから、仲良くする、自分がこの人と関わりたいと思うから話す。そういった環境です。受け身では何も始まりませんでした。どうやったら自分に興味を持ってくれるかをすごく考えた。そして行動しました。

なぜセルラスが多言語なのか>
スペイン語の授業があった時の事です。周りの生徒は話せる人と話せない人ではっきりと分かれていました。セルラスでは多言語で挨拶や自己紹介するのは当たり前です。「はじめまして!私はは○○です。○○と呼んでください。」ぐらいはスペイン語でもできました。そしたら、周りから「すごいね!」「どこで覚えたの?」「日本人は皆スペイン語できるの?!」と言ってもらえました。そこから会話の輪が広がったのです。
 さらに、自分の学校にもう一人留学生がいました。キルギスタン出身の留学生です。母国語とロシア語をしゃべります。ここでも、多言語で学んだ挨拶の出番です。こんにちはとか、はじめまして程度ですがロシア語で話しかけました。たったそれだけの事で、留学生は笑顔になったのです。相手の国の言葉を全く知らないのと、少しでも知っているのでは全然違います。多言語の必要性をわかっていたつもりだったけど、本当に心に落ちてきました。

セルラスの子供たちに伝えたいこと>
もっと人前で話す機会を自分から得る必要があります。与えられるだけじゃなくて、自分で得る必要があります。アメリカでは授業でプレゼンテーションやディベートの練習をどんどんしています。新しい環境に自分からどんどん飛び込んでほしい。なぜなら、自分の気持ち次第で自分が変われるからです。

日本の社会について>
大人は皆言います。「それはやめたほうがいい。」「本当にできるの?」「こっちにしてみたら?」それってどうなんでしょうか。子供たちの夢をつぶしてますよね。子供たちがやりたいと言ったことを真っ向から否定するのはおかしいです。なんでトライしたこともない人、親に、それは無理だと言われなきゃいけないのか。例えば親が弁護士で、子供が弁護士になりたいというならば、親は「がんばれ!」というでしょう。しかし、子供が「ロケットをつくりたい!」と言ったら、親は「それ難しいからやめといたほうがいい」と言います。トライもした事ない人が、無理だなんていうのはおかしいです。
 「それは無理だ、やめておいた方がいい、他のにしなさい。」こう言った言葉が子供の夢をクシャっと潰してしまっています。過去に自信を失った人達が子供や友達などまわりの人の夢を奪ってしまう。最初からあきらめ方を知っている人はいません。子供の頃はなんでもやってみたはずです。その子供の心を維持し続けることは難しいです。けれど考えてほしい。なんで自分達は生まれてきたのか。自分を愛し、まわりを愛し、日本を、世界を救うために生まれてきたのです。だから皆もそのために頑張ってほしい。

日本の教育>
他の国の人達はすでにわかっています。日本人が英語をしゃべれないことを。日本人のコミュニケーション能力が高くないことを。日本の教育は変わらなきゃいけません。僕達が日本を担うリーダーになる為に、自分達で変えていかなければなりません。

最後に>
自分の夢をささえてくれた人たちに感謝します。

留学生しょうちゃんのスピーチより

※言葉や文脈が多少違うかもしれません。メモから書き写しているのでご理解ください。

ホリデースーパーピアザ

 

最後に

留学生のスピーチを聞いて親としても、一人の人間としてもはっとさせられました。

親が子供のトライを促す前に、自分はトライしているのか?
また子供のトライしたい気持ちを潰していないか?

親が教えるという立場から、一緒にトライする。一緒に学ぶ。もしくは、親がトライしている姿を子供に見せてあげる。こんなことが必要なんだと強く感じました。

多言語ピアザセルラスホームページ

 


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